
蛇胎奇譚~第十三ヶ月の孕み~
全 44 話
民国時代。田舎町に住む寧涛の妻・付芝芝の妊娠は十三个月に及んでいた。この異例の出産は、たちまち周囲の村々の噂となった。村の蛇飼い・花は一目で、付芝芝の胎内が「蛇の卵」であると見抜き、寧涛に警告する。蛇の卵が成熟する「血の月の夜」に、寧涛自身が蛇の子たちの養分になる運命にあると。しかし、妻を深く愛する寧涛は信じようとせず、付芝芝を連れて蛇の棲家と伝えられる白雲山へ、彼女の従兄・佘青城を頼りに向かう。佘青城は付芝芝に一通りの催生薬を渡し、血月の夜に飲めば出産できると言う。運命の夜、寧涛は付芝芝の出産を目の当たりにする。そして彼女が産み落としたのは……